中年以降、「体にイイこと、やってる?」との会話が頻繁に取り交わされるようになった。一般的に、体にイイこととは運動(スポーツ)を意味するようだ。
ウォーキング、ジョギング、マラソン、バイク、ダンス(ジャズ、フラ、ソーシャル、クラシック・・・)、エアロビクス、太極拳、ラジオ体操、ブートキャンプ、ヨガ、ルームランナー(及びその類)、登山、ハイキング、etc,etc・・・
実行している人たちは、その良さを、それこそイキイキと語る。では、体にイイとはどういうことなのか。これまた一般的には、病気もせず健康でいられることを意味するように思う。しかし、そんなイイことは、この世に存在しないのである。何をやっても病気になる人は病気になるし、何もやらなくても病気にならない人はならないのである。そして、そのような人は大勢いるし、当然、彼らはそれでイイのである。とは言え、私は、こう思う。本人が、体にイイと信じられることをやっていれば、その人にとって、それが体にイイことなのである。つまり、「体にイイことをやっている」との一種の自己暗示なのである。もっともこの自己暗示は、「病は気から」が示すように効果はあるのかも知れない。だが、だからと言って、健康で幸せな毎日を、天寿を全うするまで続けられるとの保証にはならないのである。
エッ! 屁理屈を言うな!ですか。これ「屁理屈雑話」・・・
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