★ ホアキン・ロドリーゴ……
2014-02-05


 「聴覚障害の作曲家 別人が作曲」との報道に残念ながら「やっぱり」との感に堪えない。改めて、ベートヴェンは偉大だったんだな〜、と思ってしまう。
 話は変わるが、私は、クラシック・ギターが大好きなのだが、以前より盲目でありながら「アランフェス協奏曲」を作曲したホアキン・ロドリーゴが気になっていた。

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 彼は、3歳の頃ジフテリアの後遺症で完全に視力を失ったが、その後8歳で音楽の勉強をはじめたという。どうやって作曲したのだろう。多少、動機に不純さを感じるが、今回の報道をきっかけに調べてみた。小倉さんという方の “MARIBLOG”に掲載されていた。

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 このタイプライターは、ロドリーゴが開発した、世界で初めての楽譜浄書用のタイプライター。音符や音楽記号を全て、彼が開発した点字によって記譜し、それを専門のコピーライターによって通常の五線譜に「翻訳」していたそうだ。長年の疑問が、解決した。このタイプライターが愛おしく思えてきた。

[雑記]

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