★ 数え年と満年齢……
2018-01-20



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 ここ数年、正月が来ると、「今年、〇〇歳になる」と意識しだした。人に歳を聞かれると、本来であれば現在の満年齢を言うべきだとは思うが「今年で〇〇歳です」と答えてしまう。ふと、これって「数え年」?と思ったが、もちろん違う。今更と思ったが、閑なので調べた。
・満年齢:「生まれた時からその時までの時間を何年何か月何日で表したもの」 これは単純明快である。
・数え年:「生まれた年を一歳として、あと新年のたびに一歳を加えて数える年齢。計算方法は、元日から誕生日前日午後12時までは、満年齢+2、それ以降は、満年齢+1」

 ややこしく面倒であるが、昔は「数え年」が主であったらしい。何故こんな数え年が必要だったのだろう? なんと「家族内での多数の子供や、公的制度・地域行事での年齢基準について、個人ごとに日付で細かく加齢のタイミングを扱うのは煩雑だから」「序数として扱い0を起点としない」とあった。煩雑さとは時代と共に変わるようだ。

 蛇足ながら「長寿の祝い」は、昔から数え年の誕生日に祝うものだったが、最近では満年齢で祝う人も増えているようで、ま、お好みでと言う事か。ただし、還暦だけは必ず満60歳、数え年61歳で祝うものらしい。

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