野放図にはびこっているのは、わが愛する「おじぎ草」である。熱帯育ちでありながら、酷暑の所為かなかなか花を付けず、心配していたのだが、涼しくなった今、この状態である。元気な花で、その気になるとウンザリするほど枝葉を広げることは毎年経験している。であれば、間引くなり、枝を剪定すれば良いのだが出来ないのである。本来多年草なのだが、日本の冬の寒さには耐えられず、一年草扱いになっている。冬になれば枯れるんだ。ま、このままで…… で、この有様である。毎年楽しみたければ採種しなければならない。可愛い花なのに茎には鋭い棘があり、実に扱いにくいのである。百均で売っている、天然ゴム背抜き手袋なんぞは平気で突き通してしまい、痛いのである。それを考えると、今から憂鬱なのだが、やはり採種はしたい。来年は、思い切って間引き、剪定をしようと思う。
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