★ PARKER75 STERLING SILVER、復活……
2018-10-11


 45年前に購入したPARKER75 STERLING SILVER GTだが、4年前にグリップ部分(首軸)にヒビが入りインクが漏れ出した。メーカーに確認したが、既に製造を終了し部品の供給も終わっているとの事だった。接着剤などで修理し、なだめすかして使っていたが、いよいよ諦めざるをえない状況になってしまった。さてどうするか……
  万年筆は、ペン先、胴軸、キャップ、首軸などの微妙な感触、重さなどで書き味が異なってくる。メーカー毎に異なるし同じメーカーであっても万年筆毎に異なる。それが楽しいのである。また、同じ製品でも、ペン先の太さにより書き味は異なる。私は、細字は苦手で中字か太字にしている。私のPARKER75は、中字Mである。一般的に万年筆は各部分毎に分解できるため、首軸だけを取り換えれば済むのであるが部品提供は終わっている。方法は、同型製品(もちろん中古)を購入し、銀製の胴軸、キャップ、ペン先は無駄になるが、首軸だけを交換すれば良い。さんざんググった。¥8,500.-から¥30,240.-まであった。因みにペン先は、総て細字Fか極細XFである。最安値製品は余りにも状態が良くない。かと言って首軸だけに2万も3万も出す気はない。で、KOMEHYOの¥9,980.-を注文した。届いた。驚いた。サイトの写真は、いかにも中古だったが、正に新品同様。さっそく、愛着あるPARKER75の首軸を替え、インクを入れ、試し書き。当たり前の事であるが書き味は今まで通り。これで、ぐっすり眠れる。

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 SterlingSilverとは、銀の含有率925パーミル(92.5%)とのこと。しかも、ペン先は、14K…… 死蔵しちゃうのは…… この話を聞いたカミさん曰く。「イイわよ。地金屋さんに持ってってあげるわよ」 う〜ん、潰されちゃうのかな…… 


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