Pioneer 3Wayスピーカー「CS-700」の高音用トゥーターと中音用のスコーカーだが鳴ったり鳴らなかったりする。左右両方とも同じ症状。ウーハーは、問題なし。トゥイーターとスコーカーには、レベル・コントローラーがあるが、これを動かすと鳴ることがある。しかし、機嫌よく鳴ってなってるな、と思っていると消えたりする。多分、コントローラーの接点部分が経年劣化により、接続不良になっているのでは…… 約40年の付き合いである。どうするか。変にいじれば壊してしまうかも知れない。パイオニアに電話。技術者派遣は、5日後と言う。結構、混んでいるようだ。そして本日、技術者が来てくれた。そのままの状態で、音をチェック。なにしろ重量17Kg(W380×H660×D320mm)のスピーカーである。車で待機していたもう一人の技術者を呼び、神経を使って台から降ろし、種々のチェック…… コントローラーなどの接点部分にスプレーをシューシューしながら、つまみを回す。スプレー缶を見れば「接点復活王」の名前。これは買っておいた方が良いようだ。技術者、復活王のお蔭であろうか、CS-700は復活したようだ。
トリオ、サンスイ、パイオニア。かつての音響御三家である。パイオニアの本社は、目黒駅の西口にあった。素敵なショールームに良く通ったものである。そんなこんなの話を、ジャズを聴きながら、技術者二人と、暫しオーディオ談義に華が咲いた。
CS-700、この分ではまだまだ活躍してくれそうである。
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