冬は、服に隠れるから良いが、春や夏になれば、この部分は表に出る。気になるとどうにも落ち着かない。この性格は変えられない。で、頭をひねった結果が、下の写真である。
左右の縫い目を解けばよいのだが、それではいずれ上下の縫い目も解けてしまう。そこで、黄色の丸印部分を丈夫な糸で補強することにした。計8個所の補強だが、デニムは厚く堅い。針を通すのが大変だったが小型のニッパー型ペンチが助けてくれた。EDWINによれば、デザイン的に薄い革を使う時は、4辺を縫い付けるらしい。たしかに薄めである。いずれ経年劣化で破けるかもしれないが、その時は取り外せば済むだろう。これで心置きなく、春を迎えることができるのである。めでたしめでたし……
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